2011年08月09日

基礎-不確定要素の想定

先週、地下2階地上3階の鉄筋コンクリート造(RC造)の建物の杭工事が工事が行われた.杭は羽根付鋼管杭、いわゆるEASET杭.当然杭基礎なのでボーリング調査※1をして支持層を確認し杭の長さを決めているのが、金曜日現場から連絡があり、予定支持層深度より300mm実際の支持層が深かったので構造の補強検討をして欲しいとの事だった.
今回の計画では30本の杭を打つ.敷地内何カ所もボーリング調査をするわけにはゆかず行ったところから支持層を想定して杭の長さを設定しているのだが、これまた当然支持層は水平になっているわけではない.設定深度より深い場合、浅い場合はもちろんあり、それは想定内.足りなかった300mmは鋼管を溶接して杭を長くする.
しかし、ここで留意しなければ行けないのは費用のこと.当然予定外なので当初の見積には入っていない.追加工事となる.
基礎工事は杭基礎に限らず不確定要素が多く、掘ってみてからでないとわからないことが多々ある.
そして基礎は建物の要、状況に合わせてきちっとしたものを作りたい.そのためにも不確定要素があることを念頭に入れておきたい.建物の構造により最低限必要な調査は変わってくるが調査をしてもわからないこともあることを留意したい.

※1 ボーリング調査 いくつかある地盤調査の中でも本格的なもの RC造などの重い建物の場合に行うことが多い.

現場で良い写真がとれなかったので旭化成EAZETのホームページから拝借
index_ph02.jpg    eazet.gif

posted by 小西 けい at 05:14| Comment(2) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こうゆう場合、お施主さんはすんなりと追加工事として費用を出してくれますか。たいていの現場で、予算に対して一生懸命詰めてお金をあわせて工事がはじまりますよね。予算に余裕のある現場は少ないと思います。どのように小西さんは処理をされたのですか。金額としてはどのくらいUPされたんですか。
Posted by happy child at 2011年08月15日 17:17
happy childさん ブログさぼっていてコメントに気がつきませんでした.申し訳ありません.
そうですね.予算に余裕のある現場は少ないというかあまりないですよね.そして施工の段階でやってみないとわからないことがあるのも確かです.特に地面の中のことがそうですよね.
しかしその部分は建物のとても重要な場所でもある.
とても悩ましいです.
そしていつもそのことをそのままお伝えします.特に基礎のことについては予算を多めにプールしておいてもらいたいと...
金額の目安は住宅規模では地盤改良ができる100万〜150万ぐらいのお話をしています.
今回のケースのようにボーリングをしても不確定要素はありそれについてもお話をしておく必要があると思っています.
今回の場合は300mm足りなかっただけなので杭のコンクリート基礎を深して構造を再検討してもらっています.
建て主さんにはその旨お伝えして追加工事としてご了解をいただいております.
金額はまだ出て来ていませんが小さな家具を買うくらいですむと思います.
Posted by こにしけい at 2011年08月29日 19:46
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