2018年03月31日

源兵衛川2-翡翠

先日、静岡県の三島市にある源兵衛川を2年ぶりに訪れました.源兵衛川は、富士山の伏流水で出来ている川で、1997年に農林水産省の「水環境整備」で第一次の整備をされています.その整備の一部が、水辺を歩けないものであったため市民がワークショップを行いその部分も歩けるように整備するよう市に申請し、2003年から2005年で再整備されました.
住宅や私設の施設などユーザーやオーナーに対面しながら作っていけるものは良いですが、公共の施設やまちづくり、そして源兵衛川のようなケースは、対象者が特定できないので難しい.
源兵衛川の場合はNPO団体が主導してワークショップを重ね住民の意向を行政に伝えているます.公共の施設も作る人と使う人が異なるためワークショップなどで意見交換することが大切になってきます.今取り組んでいる保育園の仕事も「みんなのため」を見つけるのが簡単ではないのですが、少しでもたくさんの人が幸せになれる方法を考えたいと思います.

堅い話になりましたらなりましたが、こちらは意見交換ではなく、素敵な情報提供でした!
鳥おじさんが教えてくれて撮影できました!
源兵衛川の翡翠(カワセミ) 美しい!
くちばしの下が赤いのは雌だそうです.

kawasemi@genbeigawa180224.JPG
posted by 小西 けい at 22:51| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

「中心のある家」

数年ぶりで師匠である阿部勤さんの「中心のある家」に訪れる機会を得ました.
大学を出て実務を何も知らなかった私は建築の仕事をアルテックで一から教わりました.
今でもそれが私のべースになっています.

「中心のある家」は部屋がありません.
辞書で引くと
部屋--家の中をいくつかに仕切ったそれぞれの空間
とあります.この家はまさにその仕切りがありません.しかしたくさんの居場所が作られ、それぞれの場所は分かれているのにつながっています.
またその場所は人の体にぴったりと合って居心地の良いスペースとなっています.
作家の高村薫が新聞のコラムで
「筋書きを知らずに、ぱっと開いた1ページを読んだ時空気感があるか.小説の成否はそれで決まります.」
と書いていました.この空気感のようなものが建築にもあり、この住宅はそれが半端ない.

何度訪れてもいつも感動する住宅です.

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posted by 小西 けい at 23:57| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

長崎

長崎のくんち祭りが今年も盛大におこなわれました.
長崎には今まで縁なかったのですが、昨年くんち祭りに今年は精霊流しに行くことが出来ました.
キリシタン迫害と原爆の2つの大惨事の舞台となった地です.
その経験から平和を求める思想は長崎の街に染み込んでいて、リアス式の地形も相まって地方都市にありがちな漠とした雰囲気はなく、街を誇りに思い外から来る人を歓迎する雰囲気があります.
現代では地域の祭りは縮小傾向にありますが、くんち祭りにしても精霊流しにしても住民と行政が一体となり盛大な行事になっていて楽しんできました.

写真は長崎の日本二十六聖人記念館の外壁
隣接する聖フィリッボ教会の鐘楼と同様に陶器片を利用したモザイク画です.
(設計:今井兼次)

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posted by 小西 けい at 09:54| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする