2018年07月26日

石の街 石の里

先日、宇都宮 大谷を訪れました.
大谷石地下採掘場跡である大谷資料館は前から一度行ってみたかったところですが、宇都宮の方は特に目的もなく、よくある地方都市なのだろうと高を括っていました.(宇都宮のみなさんごめんなさい)
しかし、行きの車中でネット検索をしてみるといろいろ見所があり、宇都宮駅周辺にもたくさんの大谷石の建物が残されていて、中心市街も歩いてみると昔の用水路なのでしょうか釜川という小さい川の周辺も整備され、とても良いところで驚きました.
大谷石という大きな産業が栄えた街なのだと実感しました.

そして、大谷石資料館は圧巻でした.人工的に作られた洞窟ですが、その広大さと人の手の跡が残る石に圧倒されます.
その上外は猛暑なのに採掘場跡は14℃という涼しさ.
外気が中の空気と交わるところは結露して幻想的な涼しげな世界を作っていました.

ooyamuseum180714.jpg

宇都宮まちづくり推進機構というところが「石の街うつのみや」という小冊子を作っていてマップもついています.
http://www.machidukuri.org/oya/pdf/ishinomachi_utsunomiya2016.pdf
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2018年04月24日

松本芸術劇場

先日、伊東豊雄建築である松本芸術劇場を訪れました.
とてもしっとりした大人の建築で素敵でした.
座・高円寺と同じく照明も抑えられ、艶っぽい色で内装がまとめられています.劇場というプログラムであることも大人っぽい理由でしょう.
照明が、抑えられているので壁面の楕円?の窓が映えて綺麗でした.
2階はホワイエで昼間はちょっとしたショップがあるだけでしたが、この大人の感じで昼間人が集まれる場所にするのはどんなプログラムが良いのだろうと職業病で考えてしまいました.

空間の明るさはその場の雰囲気をつくる大きな要素です.昼と夜、使われ方、使う人などを考えるとかなり難しいです.

今度は夜の劇場で使われている時を体験したいと思っています.

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DSC07835.JPG

こちらは座・高円寺
http://gilarchitects.seesaa.net/article/202103560.html
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2018年01月31日

Insula Dulcamara

先日 瀬川裕美子さんのピアノリサイタルを聞きにいきました.
ブーレーズ、メシアン、クセナキスなど神秘的な曲目が流れ、とても刺激的な時間でした.

リサイタルのタイトルが、「ドゥルカマラ島〜時間の泡は如何に?d→d〜」
パウル・クレーの作品 「ドゥルカマラ島」が主題になっていました.音楽のことは詳しくないのですが、クレーの絵は好きで 音楽とコラボレーションしているのがとても面白いと思いました.

この名前がついた島はなく、ドゥルカマラーdulcamaraーはラテン語で形容詞の甘いdulcisと苦いamarusを組み合わせた造語だそうです.
同じ名前の植物もあるようで日本語ではズルカマラ ナス科の植物で
学名はSolanum dulcamara 英語だとBittersweet nightshade.
ナスのような紫色の花に赤いかわいらしい実がつきます.ちぎったりすると甘い汁液が出て、かわいい赤い実には毒があるそうです.それでbittersweetなのでしょうか?
毒だとbitterよりもっと凄そうですが...
いずれにしても奥の深いdulcamara 絵の方ももっと好きになりました.

insula dulcamara.jpg
posted by 小西 けい at 23:58| Comment(0) | できごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする