2018年12月22日

二世帯住宅_新しい住み方

先月、不燃化特区の相談会で二世帯住宅についてミニ講座をさせていただきました.

近年では一般的になりましたが、二世帯住宅の歴史はそれほど長くありません.
1970年代に入り、共働きの増加や高齢化から親世帯と子世帯が近くや一緒に住むことのニーズが高まって来ました.住宅都市整備公団の集合住宅でペアユニットとして二世帯住宅を想定した間取りのユニットが作られ販売され始めたのは1972年です.
1980年代後半になると二世帯住宅がさかんに取り上げられ社会に定着してきました.二世帯住宅で繰り広げられる物語をドラマにしたダブルキッチンが放映されたのも1993年です.
実際たくさんの二世帯住宅がこの頃から作られてきました.

ミニ講座では二世帯住宅の形態や家づくりでの留意点などを紹介させていただきましたが、
最近ではシェアハウスや住み開きといった新しい住まい方が見られるようになってきました.
二世帯住宅も従来のものとは違った さまざまな新しい広がりの可能性を感じているこの頃です.

この住宅は二世帯住宅として設計し、将来的に賃貸としても貸せるようにしています.
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posted by 小西 けい at 19:50| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

家づくり-助成-不燃化特区

7月から8回にわたって行われている某区主催の不燃化特区相談会に参加させていただいています.
不燃化特区とは東京都と区が、木密地域の不燃化を支援、助成をすることで災害に強いまちづくり促進するために設けた制度です.
この制度は平成32年度までの取り組みで、具体的には老朽建物の解体費用や建て替えの際の設計料の助成や固定資産税や都市計画税の減免などがあります.
対象老朽建物は一定の要件があり、各自治体が決めています.対象地域も同様に定められています.
また区によっては、1棟が2棟になる場合は敵号外だとか細かな規定もありますが要件が合えば是非活用したいものです.

これからは不燃化をしつつ趣のあるまちづくりが重要ですね.

不燃化特区についてはこちら
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/mokumitu/seido.html

不燃化とはほど遠いですが、夏に訪れた法師温泉.
とても風情がありました.過密地域でなくて良かった.
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posted by 小西 けい at 23:47| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

壁面後退

先日、某区役所主催の建築相談会で相談員をさせていただきました.
その時の相談で、間口が狭いのでなるべく敷地いっぱいに建てたい!隣地境界線と建物の間隔は最低いくつですか?という質問がありました.
これは地区計画などで壁面後退が決められているときは、それに準じなければなりません.それらがない時は、民法で50cmとなっていますが、地域で異なる習慣があったりお隣との合意が取れれば狭く出来ます、と答えると隣は自分所有のアパートなのでくっつけて建てることが出来ますか?となりました.
確かに地区計画などの規制がない場合でお隣との合意があれば、くっつけて建てることも可能で昔から長屋だったところなどは建て替えの際も隔離を取らず建てているところもあります.
しかし、離隔が取れるならば取った方が良いでしょう.建物は長年にわたり使うもので、メンテナンスなどを考えるとそれがしやすいようにきちんと離隔をとる方が良いと思います.また住環境考えてても隣とくっついていると通風が取れずカビなどの発生の原因となります.
では最低でもどのぐらいの離隔を取れば良いのかと言えば、外壁のメンテナンスをするためにも最低でも40cm以上は取っておいた方が良いと思います.
また、建物のまわりは空調の室外機や給湯器の設置場所ともなるので無駄なスペースとは考えず計画するのが重要です.



この住宅は左側の隣地との境界には塀のようなものは設置せず地盤面に境界のみがわかる印を付けています.そしてメンテナンスなどの際には越境して使用しても「お互い様」と合意しています.そうすることで防犯上の弱点になる死角をなくし、かつ、街並もすっきり綺麗になります.
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posted by 小西 けい at 23:52| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする