2017年03月31日

家づくり-キッチン

住宅のプランを考えるとき生活の中心スペースである食事をする場所と作る場所が重要な要素となります.
よく言われるのが、クローズドかオープンかセミオープンかですが、いずれの場合にしてもバックヤードをどのように作るかが使いやすいキッチンをつくるポイントです.
オープンキッチンの場合パントリーが作れればいいのですが、スペースが限られているときは死角を利用してバックヤードにします.カウンターの前を少し高くすることでバックヤードを、広くすることも可能です.

食事をする場所との関係は様々です.
ozoneで展示させていただいた牀の家-shonoie-は夫婦+子ども2人のご家族です.それぞれの場所が天井の高さが変わっていたり段差があったり、区切られていますが、一つの繋がった空間になっていて家族の気配が感じられるようになっています.

こちらはコックピットキッチン
ご夫婦2人のお住まいでキッチンの延長がダイニングテーブルになっています.
リビングスペースのテーブルソファでも食事が出来るようになっていてシーンを選べます.

gekko_kitchen.jpg

gekko-3f-l-nh*.jpg
posted by 小西 けい at 16:23| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

おもうこと

あれから6年
週末メディアでは一斉に震災復興の様子が流れました.
言葉にはならない悲しみが蘇り胸を詰まらせます.
そして復興が進んでいるとは言えない状況.
そして5日も過ぎるとメディアの感心はもうなくどこも震災のことは取り上げなくなってしまっています.
熊本の地震からももうすぐ1年になります.
熊本の知人が、行政の対応の熱が冷めてしまっていることを嘆いていました.

直接関わることが出来なくともせめて苦しんでいる人がいることを忘れないでいたいと思います.

そろそろ桜の季節です.これは新宿御苑の大寒桜
太い幹が何にも負けない強さを感じました.
2017spring_gyoen.jpg 
posted by 小西 けい at 08:06| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

ozone-食べる空間

OZONEで「牀の家 - shonoie」の展示をさせていただいています.
展示場所は7階 Sエレベーター(甲州街道側)前です.
3月28日(火)まで.
お近くにお越しの際は是非お運びください.

http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/253

ozone2017spring食べる空間.jpg
posted by 小西 けい at 01:07| Comment(0) | できごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

architecture that inspires

先日、保育園の調査で保育に関する本をいくつか読んでいてその中で子どもの潜在的な能力を自然に引き出す環境が大切ということが書いてありました.それを読んで以前どんな建築が作りたいかと自問した時に出てきたフレーズを思い出しました.

 architecture that inspires people! −人を刺激する建築−

それは建築が面白い形態をしているとかではなく、そこに居ることで今まで気がつかなかったことや考えなかったこと、感じなかったことを体験できる空間のことです.

吹抜けを介して家族の居る場所と子どもの部屋がつながっていたり、外部空間が室内のように組み込まれていたりすることで新しい関係、新しい生活スタイルが体験できると楽しいと思います.

吹抜けに吊るしたモビールが風もないのに動いて空気の対流を感じたり、室内に落ちる影が移動して時間の経過を感じたり.そんな建築をつくりたいと思っています.

そして、それは必ずしも意図したものだけでもありません.設計した住宅のクライアントから「このトップサイドライトから月が楽しめました」と喜んでいただけるのも発見であり、喜びです.

建築は設計者が考えてつくるものだけれど、アートとは違い人の手を借りないと完成しません.また出来上がってからも使う人の手が入り、ずっと成長して行くものだと思っていて、だから設計が面白いと感じます.育って行く過程で様々な発見や新しい体験を提供できるものを作りたいと思っています.

事務所名のg.i.l.は色々な意味があるのですが、その一つがlet it grow−自然に育てー(なぜかひっくり返っているのですが...)です。

ing-2f4.jpg
posted by 小西 けい at 09:49| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月23日

自然を取り入れるーバランス

稲城は都心より数度気温が低いうえ、山で緑豊かなので今紅葉が真っ盛りです.
その分この季節は休みの日は落ち葉掃除.
先日IHA galleryのシーズンレクチャーの最終回の長谷川逸子さんのお話の中で中国の集合住宅のプロジェクトの話がありました.緑を配置しようとしたら手入が大変だからフェイクの緑でないと許可してもらえなく、それは出来ない、とプロジェクトを降りてしまったそうです.
プロジェクトを降りてしまう長谷川さんの格好良さに感動しながら20年以上前に携わった県営住宅のことを思い出しました.
その時も駐車スペースに樹木を植えたいと提案したら木を植えると鳥が来て車を汚したり落ち葉が苦情の元になるからと反対され、その時は、全く理解できませんでした.
徐々に緑に対しての理解度は増してきましたが、高齢の母が庭仕事をするのを見ると自然を取り入れる方法を緑だけに頼らずメンテナンスも含めてバランスの良い設計が求められるいるように感じました.

image.jpg
posted by 小西 けい at 10:14| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする